コールドリーディング
ニセ占い師に学ぶ「信頼させる話術」
サブタイトルの「ニセ占い師」がかなりハードなな響きですよね。自分はコールドリーディングの本はこの本が2冊目だったのですが、ビジネスでも普段のコミュニケーションにおいてもとても役立つ事が多かったです。
何が役立つかというと「洞察力」だと思うんですよね。例えば相手のちょっとした仕草から、その人が何を思っているのかを感じ取るには人それぞれの「洞察力」がいるかと思うのですが、それって人それぞれのセンスによるところが大きいですよね?
心理学などを学んだ人でなければ、そういった洞察力を学ぶ教育を受けた人は少ないと思います。
他の本のところでも話しましたが、もし人間をいくつかのパターンに分けた場合「自分は必ず少数派」になります。
だから他人を理解することって難しいんですよね。そこで知識があると他者を理解することに非常に役立ちます。
そういった目的で本を読んだり学んだりしている時点で既に「歩み寄っている」のかもしれませんね。
コールドリーディングとは?
「まったく事前準備なしで初対面の人を占うこと」これがコールドリーディングの広い意味での定義です。
英語の(cold)には(準備なしに)と言う意味がありますし、(read)には(占う)や『相手の心を読む)という意味もあります。
しかし、狭義でのコールドリーディングは、
「心理的、言語的なトリックを使って、相手の人生や心の中を読み取っているように思わさる騙しの話術」のことです。
これがニセ占い師が使うテクニックということです。
本書の中にはテクニックが盛りだくさん!!
改めてこの本に目を通していると、すごくコミュニケーションのテクニックや「心理誘導」のテクニックまで、日常で使えそうなテクニックがかなり載っています。
過去の自分が色ペンでマークしているところも見返していて面白いですね。
コミュニケーションのテクニックというとなんか敬遠されがちな部分もありますが、自分は「人を理解するため」のテクニックとして目一杯利用するべきだというスタンスです。
だってそっちの方がお互いの人間関係良くなるんならハッピーですよね?読みやすい本なのでぜひ見てみてください☆